
特に家の中で飼うネコちゃんにたいする「しつけ」について書いています。
●ネコにも名前が必要!?
飼い主としては、それぞれのネコに自分の名前を意識してもらいたいものです。
うちの場合は、「チャムさん」「ルディちゃん」「アッシュくん」なのですが、意識して、発音の違う名前を付けています。
これらの名前を事あるごとに声に出して呼んであげると、不思議と自分の名前に反応するようになるのです。
いろいろ考えてそれぞれのネコに素敵な名前を付けている訳ですので、やはり少しでもリアクションがあった方が嬉しいですよね。
●ネコは、爪をとぐのが大好きです。
お気に入りのチェストやソファーに傷をつけられるのは誰でも嫌なものです。
ネコを飼った事がある方は、一度や二度は経験しています。
ネコが爪をとぎたくなる「爪とぎ」を用意してあげましょう。
完全ではありませんが、これだけで、かなりの効果があります。
ネコは、お気に入りの爪とぎがあると家具などでは爪をとがなくなります。(100%で無いのが残念ですが...)
家のネコは、大半がネコタワーの柱で爪をとぎます。
でも、アッシュくんだけなぜか主人のスリッパで爪をといでいます。
●引っ掻いたり噛んだりするのは、成長している証拠!
仔猫から飼っていると、やたらと引っ掻いたり噛んだりされるのを経験します。
でも、人間の皮膚は非常にデリケートなので傷だらけにされてしまいます。
ひどい時は、血だらけになる事もありますので人事ではありません。
仔猫に兄弟がいる場合は、良いのですが、1匹しかいない場合は、飼い主が手加減を教えてあげなければいけません。
教えないと、手加減を知らない危険なネコになる可能性があります。
手加減の教え方は簡単!
引っ掻いたり噛んだりした時に、本当に痛い場合に、痛がってやれば良いのです。
●ネコはその時が大事!
ネコと人間が共存するには(家飼いが大前提)人間がしてもらっては困る事をネコに教えてあげなければいけません。
ネコの良いところでもあるのですが、ネコは、頭の切り替えが非常〜に早いのです。
ですので、もしいけない事をした場合は、すぐに叱らなければ効果がありません。
ネコの気持ちが切り替わった後で叱った場合は、ネコにとっては何故叱られたのか分からないからです。
でも大切な事があります。
ネコはネコなのです。
人間にとって困る事でも、ネコにとっては全く悪気が無いことがたくさんあります。
ネコと一緒に暮らしたいなら、多少は大目にみてあげる事が必要です。
●ネコの叱り方(重要!)
前にも書きましたが、ネコを叱る時は絶対に大声を出してはいけません。
叱られる事よりも、怯えてしまいます。
忘れっぽいネコですが、恐怖は簡単には消えません。
絶対にしてはいけないのが「体罰」です。
「ダメよ!」と強い口調で、鼻先をツンと弾くぐらいにしてください。
また、大切なのは、一貫性をもって叱る事です。
後は、根気かな。
●気になるおトイレは...???
ネコは関心な事に、ネコ砂(ネコがおトイレをする為の砂です)を用意してあげるとほぼ間違いなくそこでおトイレをします。
でも、連れてきたばかりの仔猫の場合は、どうしていいのか分からない仔もいますので、教えてあげる必要があります。
そわそわしたり、ピャーピャー鳴き出したらおトイレかもしれません。
その場合は、ネコ砂の所に連れて行ってあげて、肛門をちょっと刺激してあげましょう。
大体これで、OKです。
仔猫のトイレタイムは...
ミルクを飲んだ後や目覚め後などです。
仔猫のトイレの合図は...
ニオイを嗅ぎまわったり、うろうろしたり、引っ掻くようなそぶりをしたりします。

おトイレの後始末
ネコは非常に神経質な動物でもあります。
おトイレが汚れていると、他の場所でしてしまう場合があります。
小まめな清掃が必要です。
最近では、オシッコが固まるネコ砂があります。
これは非常に便利ですが、ネコによってはしつこく砂を掻く仔もいます。
せっかく固まった砂がバラバラにされる事もありますが、暖かく見守ってあげましょう。